2013年4月7日日曜日

ACクルーズ

経営者と膝をつきあわせて事業計画の策定をサポートする「ACクルーズ」さんのロゴ・名刺をデザインしました。代表が高校の後輩ということもあり、起業段階から相談を受けていたので、会社名も提案し、採用していただきました。

ネーミング
「会計に強いこと」が特徴であると聞いたときに、そもそも会計や簿記のルーツはいつの時代になるのだろう、とふと疑問に思いました。調べていくうちに、中世ヨーロッパの大航海時代に、そのルーツを求めることができました。複式簿記は、15世紀にイタリアで生まれたそうです。そこから発想を得て、会計を意味するAC(ACCOUNT)と、時代を航海する意味を込めて「ACクルーズ」という会社名を提案しました。

ロゴマーク
事業計画をサポートするというサービスを聞いて、すぐに「羅針盤」が頭に浮かびました。どちらの方角を向いて経営を進めていくのか、その舵取りをサポートしていく。そのようなイメージです。新しい時代を切り開いていく会社にふさわしく、力強さと個性を感じさせる書体を選びました。
名刺
通常の名刺は、55×91mmが一般的なのですが、45×91mmと少し細めで作りました。これには意図があります。成島氏は、初めて会うとなかなか豪快そうに見えるのですが、会計を専門にするだけあって、細やかな気配りも持ちあわせています。名刺を細めにすることで、名刺を渡した相手に、繊細な印象がプラスして伝わるように配慮しました。写真では伝わりにくいですが、ロゴ部分は金の箔押しになっています。

まだまだ航海をスタートしたばかりの「ACクルーズ」。時代を変えるぐらいの情熱でクルーズし躍動できるように、これからの飛躍を期待しています。

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