2012年10月17日水曜日

30代と60代のコラボレーション

今日は地元で著名なある方とお昼をご一緒させていただきました。僕は日頃から世代関係なく話すのが好きで、自分が経験したことのない体験談や広い視野から学ぶことが多く、話していて勉強になるばかりです。特に、60歳で定年を迎える世代が、社会人として活躍の場が広がる30代に、培ってきた技術や養ってきた知恵を伝える重要性を、かねてから強く大切だと思ってきました。

そのせいもあり、63歳のその方からふいに出た「30代と60代のコラボが面白いんだよな〜!」という言葉に、まったく同じことを普段から感じていることに驚くとともに、深く共感しました。60代もそれを感じていたのか〜、と。

そもそも60代で前向きな方と話をすると、目を輝かせ、夢を語り、人生を心底楽しんでいる熱さに圧倒されることがあります。それは、時代の影響ももちろんあり、就職氷河期から社会人が始まった僕達の世代は「モチベーションを上げる」とか言ってしまいがちですが、モチベーションとかいう前に、身体からエネルギーが湧き出てくる感覚に近いと思います。

30代と60代といえば、跡継ぎの世代交代も多いかと思います。事業承継もやはりこの世代関係がキーワードでしょうか。30代と60代。子供と親の年齢差だと考えると、妙に気が合ったりするのもうなずけたりします。まあ年代を限らず「異世代イノベーション」のようなことが日本各地で起き始めると、これまでにない日本の魅力が生まれるかもしれません。