2013年6月14日金曜日

静岡県・地域づくりアドバイザー

2013年度から、静岡県の「地域づくりアドバイザー」に選出されました。約90名ほど認定された地域づくりアドバイザーの中でも、30代は最年少世代(自分が最年少かどうかは分かりません・・)ということで、若輩者ながらご期待をいただき、身が引き締まる思いです。

30代は、世代をつなげる接着剤
「地域をリードする」という意味では、多くの経験を積んだ諸先輩方に遠く及ばないのは明白ですが、30代だからこそできる役割もあるかと感じています。そのひとつは、20代の若者たちの気持ちを汲み取ることができる世代、ということでしょう。つまり、上の世代と下の世代の楔(くさび)の役割を担えるのが、30代の大きな利点です。

サッカーでいうと「ボランチ」のような役割でしょうか。まだ頼れる人脈が少ない20代が、経験豊富な世代の知識を必要としているときや、高年齢層のグループが20代の若い力を活用したいときなど、その中に30代のキーパーソンがいるだけで、さりげない円滑油になり、グッと推進力が増ことがあります。

地域にとってのブランディング
「地域をつくる」と言っても、結局はひとりひとりの「個」の力が不可欠です。これは自分自身もしかりで、日々淡々と自分のできることを精一杯やること、そして、ときに熱意を持って「個」をつなげること。こうした地道な活動が、何かのきっかけで大きな成果につながることを信じています。

ほかの地域を視察して学ぶことも大切なことですが、まずは自分たちが暮らす「身の回りの資源」に気づくこと。そして、それを最大限に活かすことが、地域づくりの原動力になると感じています。身近な資源に気づきにくいのは、企業も地域も同じことで、自分たちの魅力を「見える化」する、という観点においては、地域にとってもブランディングは重要です。そのために、今年は自分にとっても、地域にとっても、ひとつ重要なアクションを起こす予定です。

人づきあいから、地域への関心が深まる
それにしても、静岡県は東西に長いです。東部から西部まで、太平洋に面して約155kmもあるとのこと。しかし、これまで「伊豆」と聞いてもどこか遠く感じていましたが(実際に距離は遠い・・)、地域づくりアドバイザーを務める飯倉清太さんとつながったことで、県東部に対しての関心が強くなり、静岡県を面としてとらえる機会も増えました。

やっぱり、当たり前なことですが、すべてのムーブメントは「人」からですね。せっかくいただいたポジションに恥じることのないよう、これからも地道に(ときに熱く)静岡県の底力を向上させていきたいと思います。

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