2013年5月11日土曜日

峯野牧場|ロゴマーク・パンフレット

浜松・引佐の山奥にある、峯野牧場(みねのぼくじょう)。緑が生い茂った森の中で、すくすく育った「峯野牛」は、お肉本来のうまみが口の中いっぱいに広がり、あっさりしたで、特に赤身がおいしいのが特長です。その峯野牛をPRするために、ロゴマークとパンフレットのデザインをご依頼いただきました。
「みねのが育てる牛だから(^^)」と、峯野さんが思わず言ってしまいそうな(実際に言ってるかも?)遊び心のあるロゴマーク。小さな牧場という特性を活かして、一度見たら忘れられない印象に残るデザインをご提案しました。

パンフレットの表紙は、軽快でポップな印象に。あーだこーだとキャッチコピーで言うとリズム感がなくなるので「うまみが自慢!!」とキッパリ。個性的でインパクト重視。食料品の販促ツールは、あまり淡泊なデザインだと物足りないし、かといってコテコテすぎると雑多に感じられるし、サジ加減が難しいところです。
中を開いてみると、こだわりがしっかり詰まっている構成です。峯野牧場は、 肉牛部門で『しずおか農水産物認証制度』の第一号に認定されるなど、育成方法だけでなく品質管理にも力を入れているので、そのこだわりが伝わるような表現を心がけました。
お肉の撮影もお任せいただき、カメラマンの大野さんに、シズル感のある写真を撮影していただきました。お肉をのせるお皿と葉っぱを自前で持ち込み、お肉をひたすら並べる作業。デザイン業は、決してキレイな仕事ばかりでなく、本当に地味な仕事も多々あります。基本は裏方ですから。

裏面では、おいしそうな肉の写真を余すことなく掲載。表と裏のどちらを表紙にしても格好がつくような「両A面」のデザインにしました。こうすることで、手渡すときに渡す相手によって効果的な面を選べるし、店頭に置いても2種類のパンフレットがあるように見えます。

峯野牛は、今のところ大体的に販売しているわけではありません。でも実は、プロの料理人からも評価されている、いわば、知る人ぞ知る銘牛肉です。これから夏にかけてのバーベキューシーズン、「うまみが自慢!!」の味わいを皆さんでいかがしょうか。

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